公開日: |更新日:
中学生の塾は掛け持ちした方が成績が伸びるのでしょうか。ここでは塾を掛け持ちするメリットやデメリット、塾の掛け持ちが向いている子・向いていない子の違い、塾の掛け持ちを成功させるコツについて紹介します。
まずメリットとして、掛け持ちすることで片方の塾の不足部分をカバーすることができる点が挙げられます。
レベルの高い志望校に合格するためには広い範囲の学習項目で取りこぼしを防ぎ、全体的に得点を上げるための対策が必要です。塾を掛け持ちすることで、現在通っている塾では学習していない部分のカバーを期待できるでしょう。
塾によって学習カリキュラムや雰囲気、講師の教え方は大きく異なります。複数の塾に通うことで、子どもにあった講師や塾に出会える可能性が広がるでしょう。
1ヶ所だけの塾に通っていると、本当にその塾が子どもに合っているのか比べようがありません。しかし、塾を掛け持ちすれば塾ごとの特徴や雰囲気を比較できるようになり、どのような塾・講師が子どもに合うのか基準を見つけやすくなります。
効率的に時間を活用できることもメリットです。例えば、学習カリキュラムが魅力的で通いたいと思った塾があっても、家から離れていると平日の通塾は難しいでしょう。
平日は通いやすい近所の塾に通い、時間をしっかり確保できる休日は遠くの本命塾に通えば平日も休日も時間を有効活用することができます。ライフスタイルに合わせて塾を掛け持ちするのもひとつの手です。
塾を掛け持ちすることで、子どものストレスになる可能性があります。新しい環境に馴染むのは大変なこと。新しい講師や他の塾生など、知らない環境に身を置いて不安や緊張を感じる子どもは多いです。
ストレスにより学習効率が下がる場合もあります。事前に通う塾の見学や体験授業を受けるなど、新しい環境に慣らしておくことも大切です。
塾によって学習方法が異なったりノートの取り方や教材の使い方など細かな違いがあったりして、混乱が生じる場合があります。同じ問題でも塾によって解き方に違いがあることも珍しくありません。
勉強方法ばかりが気になり、肝心の勉強内容が頭に入らなければ困ってしまいます。慣れるまでは塾の宿題を家でチェックし、やり方を整理してあげると良いでしょう。
通う塾が増えれば経済的負担も増えます。入塾金や教材費、管理費などが塾ごとに掛かるため同じ2教科でも、ひとつの塾で2教科学ぶよりふたつの塾で1教科ずつ掛け持ちした方が負担は大きいです。
単純にかかる金額が2倍になるとは限りませんが、遠方の塾に通う場合は交通費も頭に入れておく必要があります。
塾の掛け持ちは体力的にも時間的にも子どもへの負担が大きいです。向いている子もいれば向いていない子もいるため、自分の子どもに合う選択なのかしっかり判断してから決めるようにしましょう。
塾の掛け持ちが向いている子は、与えられた情報を目的に合わせて取捨選択できる力がある子です。塾によって指導される勉強法が異なるのはよくあること。その都度、どちらが正しいんだろう…と悩んでいては勉強が進みません。自分にとって必要なことを選択できる力がある子なら、それぞれの塾の良い点を身に着けることができるでしょう。
新しい環境へのストレス耐性が高い子にも向いています。新しい環境に身を置くことにワクワクできるようなら塾を掛け持ちしてもストレスが少ないでしょう。また、掛け持ちの目的が明確になっていることも大切です。塾を掛け持ちすることに納得していなければ勉強に身が入らず、理解も伸びません。ふたつの塾に通う目的を理解できる子どもなら、塾を掛け持ちしてもうまくやっていけるはずです。
勉強に対する主体性がない子は掛け持ちに向いていません。塾を掛け持ちすると、それぞれ宿題や予習・復習が必要となります。本人にやる気がなければわざわざ塾を掛け持ちする理由が理解できず、勉強にも前向きに取り組めないでしょう。塾に行くことが辛く、場合によってはどちらも辞めたいと思ってしまう可能性があります。また、学習管理や予定の把握も2塾分必要となるため、自己管理や創意工夫が苦手だとキツイかもしれません。
部活など他の活動に力を入れていて、時間的余裕がない子も掛け持ちは控えた方が良いです。塾を増やすと、その分拘束時間が増えます。部活を引退するまでは近所の塾に通い、少しでも学習時間を確保した方が成績アップにつながるでしょう。
塾を掛け持ちを成功させるためには、掛け持ちする目的を明確にすることが大切です。「掛け持ちしている友達の成績が伸びたから」「何となく不安だから」など曖昧な理由だと逆効果になりかねません。まずは、本当に掛け持ちすることが子どもにとってプラスになるかを考えましょう。
掛け持ちをする前に、今通っている塾に不安を相談してみてください。塾によっては、理解不足の箇所を補習してくれたり同じ塾の別のコースを掛け持ちしたりできる場合もあります。
親が勝手に掛け持ちを決めてしまうのは絶対止めましょう。ストレスや反発心から勉強そのものに対するやる気を失ってしまう可能性があります。中学生ともなると子どもも勉強や塾に対する意志や思いを持っています。
子ども自身の意志や気持ちを丁寧に確認し、親子でよく話し合って掛け持ちするか決めましょう。本人にやる気があれば掛け持ちもプラスになるでしょう。今の塾に対し不満や不安がないか勉強はしやすいかなども判断材料になります。
塾を掛け持ちすれば、2塾分の費用がかかります。どんなに掛け持ちにメリットを感じても、生活に影響がでるほど家計に負担がかかるのは問題です。掛け持ちでかかる費用を計算し、増えた分の金額が大きな負担になるようなら止めておきましょう。
実際に掛かる費用には、毎月の塾代や教材費、管理費に加え、入塾金や長期休みの講習費、模試受験料などがあります。塾の費用と家計のバランスを考え、冷静に検討するようにしましょう。
塾の掛け持ちには、親のサポートが欠かせません。塾によって必要なサポートはさまざまです。サポートすることが多い塾の場合、忙しい親御さんだと管理しきれない場合も。何を、どこまで面倒みるかの線引きを明確にしておくようにしましょう。
宿題や進捗などは子どもと相談し、誰がどのように管理するか決めておくと混乱が少ないです。送迎やお弁当が必要な場合もあるため、無理のない範囲でサポートできるかあらかじめ確認しておきましょう。
お子さんが抱えている課題は、もしかすると塾の掛け持ちをしなくても解決できるかもしれません。子どもへの負担が少ない方法はないか、オンライン塾なども含めさまざまな手段を検討してみましょう。
オンライン塾なら自宅で指導を受けられるため、移動の手間がかかりません。また、授業料も比較的安価な塾が多く、金銭的負担を軽減できます。志望校対策授業やオープン模試のみを他塾で受けるなどの選択肢もあります。
塾の形態 | 少人数(1クラス12名)+個別指導 |
---|---|
アクセス | 「上永谷駅」より徒歩14分 |
塾の形態 | 集団授業 |
---|---|
アクセス | 上永谷駅から徒歩2分 |
塾の形態 | 個別指導 |
---|---|
アクセス | 上永谷駅から徒歩4分 |
選定基準:2023年12月27日時点でGoogleで「上永谷 塾」と検索した際に表示された27教室のうち、「中学生を対象にしている」「高校受験に対応している」を満たしている7校をピックアップ。
その中で、 下記に該当する塾を選定しました。
①ブレスト:成績の上がった事例が掲載されている塾の中で下記のような実績と体制が整っており、Google口コミが掲載されている塾の中で「子供が楽しんで塾に通う」「楽しんで勉強している」という口コミが掲載されている
・「疑問点を次の授業に残さない学習サイクル。チームティーチングという時間があり、その時間で疑問点を解消して次の授業へと進むことができる
・「2022年横浜エリアで講師への満足度No1の学習塾に選ばれた」「2022年横浜エリアで子供に通わせたい学習塾No1に選ばれた」「2022年横浜エリアで教育関係者が進める学習塾No1に選ばれた」
調査期間:2022年1月3~4日 調査方法:インターネット調査(横浜エリア学習塾10社を対象にしたサイト比較イメージ調査)(参照元:https://juku.brest.co.jp/sankan/)
②湘南ゼミナール:難関の志望校に合格したい子向けのコースがあり、下記のような特徴と実績がある。
・横浜翠嵐高校合格者を多数輩出
・難関国私立高受験指導のコースが用意されている
③創英ゼミナール:「1教科から受講できる」ことが記述されている塾の中で苦手教科克服用のコースが用意されており、コースの概要が記述されている唯一の塾