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一気に勉強も難しくなり、高校受験を控えていれば、塾に通う子供も多くなるでしょう。しかし塾が合わなければ成績も上がらず、塾の費用を無駄にするだけです。このページでは塾を選ぶ際のポイントを紹介するので、ぜひ塾選びの参考にしてください。
塾を選ぶ際、必ずチェックしてほしいポイントが合格実績です。ただ合格人数だけをチェックするのはNG。たとえば10人の合格者だとして、50人程度の規模なのか、500人程度の規模なのかで合格率は全く異なり、塾の実力は大きく変わってきます。そのため人数だけをチェックしても、本当の塾の実力を把握できないので注意してください。塾の公式サイトには塾の合格者数などの情報が掲載されているので、そういう情報をチェックすると良いでしょう。どうしても情報が見当たらない場合は、直接問い合わせてください。
実は塾の講師は指導経験がほとんどないアルバイトの塾講師も数多く存在しており、とくに指導への熱量もなくマニュアル的に指導しているケースも多々あります。もちろんアルバイトだから悪いというわけではありません。アルバイトの中にも意欲の高い方もいますが見極めるのは非常に難しいため、できれば塾講師を専門にしている人かどうかをチェックすることが大切です。たとえば体験授業を受けてみる、面談で得意分野を確認する、塾に問い合わせるなどの方法で確認できます。またアルバイト情報誌やサイトなどで求人情報をチェックするのも一つの方法です。
塾の授業料は、塾によって全く違います。高ければ良い塾、安ければ悪い塾という訳ではありません。文部科学省が報告している「令和3年度 子供の学習費調査」によると年間の塾費用は公立中学で約35万6千円、私立中学で約32万6千円となっています(※)。単純に12か月で割った費用が授業というわけではなく、夏期講座や冬期講座などの費用も発生するため、まずは年間にどの程度の費用がかかるのか事前に確認をしておく方が良いでしょう。経済的に無理ない範囲で通える塾を選ぶことが大切です。
参照元:文部科学省_令和3年度子供の学習費調査(https://www.mext.go.jp/content/20221220-mxt_chousa01-100012573_3a.pdf)
塾は基本的に学校が終わってから通うことが多く、もし治安の悪い環境やアクセスの悪い場所にあれば夜遅くに塾が終わった後に必ず送迎が必要となるでしょう。もちろん保護者による送迎に負担がなければ問題はありませんが、毎日のこととなれば難しいケースも。そのため無理なく塾に通えるかどうかもチェックが必要です。自宅や学校から近い、公共機関のアクセスが良い、周辺環境が良いなどを見極めておきましょう。
一人ひとり志望校は異なり、塾によっては志望校と相性が良いかどうかが変わってきます。もし志望校が既に決まっているのであれば、志望校の合格実績をチェックするようにしましょう。小さな個人塾であっても大規模な塾よりも県立高校の合格実績が良いケースもあります。
塾によって学ぶ環境の雰囲気は、全く違います。せっかく塾に通っているにも関わらず、授業の雰囲気が悪いケースもあり、そうなれば勉強に集中できないでしょう。そのため塾が終わるタイミングを見計らって、塾生が帰宅する雰囲気を観察してみてください。服装が乱れている・大声で騒いでいるなどの様子であれば、塾の雰囲気はあまり良くない可能性が高いと言えます。また塾に通っている子供に直接確認をするのも方法のひとつです。
最後に一番大切なチェックポイントが、子ども自身の気持ちです。子どもが嫌々通ったとしても勉強に集中できることはほとんどなく、成績アップにつながる可能性は低いでしょう。無理に通わせても意味はなく、子ども自身が通いたいと言う塾を検討した方が理想的です。もちろん塾の状況などはチェックした方が良いですが、子どもの希望する塾があれば優先的に検討してみてください。子どものモチベーションが高い塾に通う方がいいでしょう。
塾に通わせたけど成績が全く上がらない、子どもが行きたがらないなど塾選びを後悔するケースも多々あります。どんなにチェックしていても実際に通ってみなければ、塾の本質を見極めることは難しいでしょう。しかし少しでも失敗を避けるためにも、ポイントを押さえておいてください。
実際の塾の雰囲気はパンフレットや公式サイトなどでは判断できません。ほとんどの塾で無料の体験授業が行われており、それに参加してみるのが大切です。中には1日だけでなく、1か月ほど長期間行っているケースもあるので、じっくりと見極めることができるでしょう。塾の雰囲気だけでなく、講師の指導の仕方や通いやすさなどを自分自身の目で見極めてください。少しでも不満に感じるポイントがあれば、すぐに入塾するのではなく他の塾と見比べた方がいいでしょう。
たった一つの塾を見学しただけで、入塾を申し込むのは止めた方がいいでしょう。その塾が良いか悪いかを決める判断基準がなく、子どもに合っているかどうかが分かりません。少なくとも3つ以上の気になる塾をピックアップし、比較・検討してください。通いやすさ・実績・費用などのポイントを押さえながら検討すると良いでしょう。また体験授業も3つ以上受けることで、合っている塾を見極めやすくなります。
どんなに慎重に選んだとしても、実際に通い出したら少し違った…といったケースもあるでしょう。少しでも塾が良くないと感じたら、早めに辞める判断を下すことも大切です。塾は他にも数多くあり、簡単に他の塾に乗り換えができます。もちろん入会金やテキスト代などが無駄になりますが、子どもが通いたくないと思っている塾に通ったとしても成果はでず、毎月の授業料も無駄になってしまうでしょう。失敗と思えば、すぐに気持ちを切り替えるようにしてください。
学びやすい・通いやすい塾を選ぶことは、成果を出すうえで非常に重要なポイントです。そのためには複数の塾を比較しながら、体験授業などに参加し選ぶようにしましょう。また保護者だけの判断で塾を選ぶのではなく、子どもの気持ちも大切にすることを忘れずにしてください。実績・費用・通いやすさなどトータルで判断することが大切になってきます。
塾の形態 | 少人数(1クラス12名)+個別指導 |
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アクセス | 「上永谷駅」より徒歩14分 |
塾の形態 | 集団授業 |
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アクセス | 上永谷駅から徒歩2分 |
塾の形態 | 個別指導 |
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アクセス | 上永谷駅から徒歩4分 |
選定基準:2023年12月27日時点でGoogleで「上永谷 塾」と検索した際に表示された27教室のうち、「中学生を対象にしている」「高校受験に対応している」を満たしている7校をピックアップ。
その中で、 下記に該当する塾を選定しました。
①ブレスト:成績の上がった事例が掲載されている塾の中で下記のような実績と体制が整っており、Google口コミが掲載されている塾の中で「子供が楽しんで塾に通う」「楽しんで勉強している」という口コミが掲載されている
・「疑問点を次の授業に残さない学習サイクル。チームティーチングという時間があり、その時間で疑問点を解消して次の授業へと進むことができる
・「2022年横浜エリアで講師への満足度No1の学習塾に選ばれた」「2022年横浜エリアで子供に通わせたい学習塾No1に選ばれた」「2022年横浜エリアで教育関係者が進める学習塾No1に選ばれた」
調査期間:2022年1月3~4日 調査方法:インターネット調査(横浜エリア学習塾10社を対象にしたサイト比較イメージ調査)(参照元:https://juku.brest.co.jp/sankan/)
②湘南ゼミナール:難関の志望校に合格したい子向けのコースがあり、下記のような特徴と実績がある。
・横浜翠嵐高校合格者を多数輩出
・難関国私立高受験指導のコースが用意されている
③創英ゼミナール:「1教科から受講できる」ことが記述されている塾の中で苦手教科克服用のコースが用意されており、コースの概要が記述されている唯一の塾